こんにちは、バースリンクです。
今回は「陣痛の痛みって、何のためにあるの?」というテーマについて、ママ・パパにわかりやすくお伝えします。
音声での視聴が難しい方、文章でじっくり読みたい方のために、動画の内容を記事にまとめました。見やすいお時間、場所でご覧ください。
陣痛の「痛み」には、ちゃんと意味があります。

出産に向けて、誰もが向き合う「陣痛」。
「痛いのは嫌だな…」、「どうして痛くなるの?」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
でも実は、陣痛の痛みには大切な役割があるのです。
なぜ「痛み」があるの?

人の脳は、基本的に「痛み=危険・ストップ」と感じるようにできています。
でも、出産のときの痛みは違います。
これは体が「赤ちゃんを迎える準備が整ってきたよ!」と教えてくれている、大切なサインなんです。
陣痛の痛みが教えてくれること

- 体の変化が進んでいる証拠
- 子宮口が開いたり、赤ちゃんが少しずつ下がってきたり。
- 痛みがある=出産が進んでいるという証でもあります。
- 心の準備も整えてくれる
- 陣痛がくるたびに「いよいよだ」と実感が湧いてくる。
- 体だけでなく、心のギアも上がっていきます。
- 自分の体に集中するきっかけになる
- 陣痛の波を感じることで、呼吸を整えたり、力を抜いたりと、自分のケアに意識が向くようになります。
陣痛を乗り越えるヒント

陣痛の痛みは、避けることはできません。
でも、その痛みに意味があると知っているだけで、心の持ち方は大きく変わります。
そして何より、知っておいてほしいのは——
陣痛はママだけが苦しいわけじゃないということです。
赤ちゃんもまた、狭い産道を通って、ぎゅうぎゅうになりながら、ストレスや痛みを感じつつ、一生懸命この世界に出てこようとしています。
頭の骨を動かしながら、自分の力で進もうとしているんです。
ママは骨盤を広げ、赤ちゃんは頭を絞めながら、ふたりで一緒にがんばっている。
そう思うと、痛みの意味が少し違って見えてきませんか?
陣痛は、「ふたりで力を合わせているサイン」。
この視点を持つことが、陣痛を乗り越えるヒントになります。
最後に

初産婦さんにとって、出産は未知の体験かもしれません。
でも、痛みには意味があると知るだけで、その体験の捉え方は大きく変わります。
あなたの体と赤ちゃんは、しっかり連携してがんばってくれます。
そのプロセスを、少しでも安心して迎えられるように。
🧡 ママ・パパに届けたいこと
陣痛はただの「試練」ではありません。それは命を迎える、尊いプロセスの一部です。
バースリンクはすべてのママ・パパ・赤ちゃんを応援しています。どんなお産も、あなたらしく迎えられますように。