陣痛ってなんで痛いの?

こんにちは、バースリンクです。

今回は「陣痛の痛みって、何のためにあるの?」というテーマについて、ママ・パパにわかりやすくお伝えします。

音声での視聴が難しい方、文章でじっくり読みたい方のために、動画の内容を記事にまとめました。見やすいお時間、場所でご覧ください。

陣痛の「痛み」には、ちゃんと意味があります。

出産に向けて、誰もが向き合う「陣痛」。

「痛いのは嫌だな…」「どうして痛くなるの?」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

でも実は、陣痛の痛みには大切な役割があるのです。

なぜ「痛み」があるの?

人の脳は、基本的に「痛み=危険・ストップ」と感じるようにできています。

でも、出産のときの痛みは違います。

これは体が「赤ちゃんを迎える準備が整ってきたよ!」と教えてくれている、大切なサインなんです。

陣痛の痛みが教えてくれること

  1. 体の変化が進んでいる証拠
    • 子宮口が開いたり、赤ちゃんが少しずつ下がってきたり。
    • 痛みがある=出産が進んでいるという証でもあります。
  2. 心の準備も整えてくれる
    • 陣痛がくるたびに「いよいよだ」と実感が湧いてくる。
    • 体だけでなく、心のギアも上がっていきます。
  3. 自分の体に集中するきっかけになる
    • 陣痛の波を感じることで、呼吸を整えたり、力を抜いたりと、自分のケアに意識が向くようになります。

陣痛を乗り越えるヒント

陣痛の痛みは、避けることはできません。

でも、その痛みに意味があると知っているだけで、心の持ち方は大きく変わります。

そして何より、知っておいてほしいのは——

陣痛はママだけが苦しいわけじゃないということです。

赤ちゃんもまた、狭い産道を通って、ぎゅうぎゅうになりながら、ストレスや痛みを感じつつ、一生懸命この世界に出てこようとしています。

頭の骨を動かしながら、自分の力で進もうとしているんです。

ママは骨盤を広げ、赤ちゃんは頭を絞めながら、ふたりで一緒にがんばっている。
そう思うと、痛みの意味が少し違って見えてきませんか?

陣痛は、「ふたりで力を合わせているサイン」。

この視点を持つことが、陣痛を乗り越えるヒントになります。

最後に

初産婦さんにとって、出産は未知の体験かもしれません。

でも、痛みには意味があると知るだけで、その体験の捉え方は大きく変わります。

あなたの体と赤ちゃんは、しっかり連携してがんばってくれます。

そのプロセスを、少しでも安心して迎えられるように。

🧡 ママ・パパに届けたいこと

陣痛はただの「試練」ではありません。それは命を迎える、尊いプロセスの一部です。

バースリンクはすべてのママ・パパ・赤ちゃんを応援しています。どんなお産も、あなたらしく迎えられますように。

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