陣痛は「乗り越えられる痛み」――1万人のお産を支えた助産師が語る、体のしくみ

こんにちは、バースリンクです。

出産を控えているママの中には、

陣痛ってどんな痛み?

ちゃんと乗り越えられるのかな…?

そんなふうに、不安な気持ちでいっぱいな方も多いと思います。

このブログ記事は、そんなママのために――

「動画は見たいけど、忙しくて今は見れない」

「あとでゆっくり読みたい」

という声にお応えして、動画の内容をわかりやすくまとめたものです。

画像からは、動画の該当する箇所に飛べますので、そちらもご活用ください。


陣痛は「波」のようにやってくる

画像タップで動画の該当部分に移動します。

陣痛ってずーっと続くの?と思われがちですが、実は波のように「来ては、去る」を繰り返すんです。

最初のうちは1回30秒ほど、出産直前では50秒ほどの陣痛が来ます。

でも安心してください。

陣痛と陣痛のあいだには、しっかり「お休み」の時間があるんです。

その時間、ママの身体は痛みを和らげ、しっかり休む準備をします。


陣痛のカギは「ホルモン」だった!

では、なぜそんなふうに乗り越えられる仕組みになっているのでしょう?

それは、2つのホルモンが大きく関わっています。

1. オキシトシン(愛情ホルモン、幸福ホルモン)

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これは、幸せなときや癒されたときに出るホルモン。

実は、陣痛のときにもこの**「愛情ホルモン」**が分泌されているんです。

このおかげで、「この子のために頑張ろう」という

赤ちゃんを迎えるための前向きなエネルギーに変わります。

2. βエンドルフィン(別名:脳内麻薬)

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そして、オキシトシンの後には、その反動でβエンドルフィンが分泌されます。

これにより、陣痛が終わった瞬間に、「スッ…」と痛みが消えるような体験をするママも多いんです。

なんと中には、分娩台で爆睡しちゃうママも!


陣痛の時間は、実は「お休み」がほとんど

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陣痛は「長くてつらい」と思いがちですが、実は分娩の時間のうち、約80%は「痛みのない時間」なんです。

1/5の痛みのある時間は呼吸法で乗り越えて、残り4/5以上の痛みのない時間はできるだけリラックスして過ごすようにしましょう。

呼吸法の具体的な方法はこちらの動画でも解説しております。


陣痛に必要なのは「怖がらない」準備

とはいえ、「怖い」「不安」は誰だって感じます。

でもその恐怖心が強すぎると、体が緊張して呼吸が止まり、陣痛も進みにくくなってしまいます。

だからこそ大事なのは、

🌼「赤ちゃんに会いたい」
🌼「私ならきっとできる」

そんな前向きなイメージを持つこと。

それが、オキシトシンやβエンドルフィンをしっかり分泌するカギになります。


最後に:ママは「赤ちゃんを産む力」をちゃんと持っている

呼吸法も大切。

でもその前に、「自分の体には、ちゃんと乗り越える力がある」って信じてみてください。

この動画を見ようと思ったあなたは、

すでに赤ちゃんのために準備を始めている素敵なママです。

ぜひ、自分を信じて。

そして、出産に向かう一歩一歩を、優しい気持ちで進んでくださいね。

動画でご覧になりたい方へ